なぜそうなっているかを理解したいとき
~2019年5月学科試験 問13ノーカウント事故~
表題の、FP1級の学科の問題は、自動車保険でノーカウントとなる事故を選ぶ、というものでした。
地方に住んでいてわけても日本でトップクラスの自動車保有台数を誇る群馬県民として、自動車保険の問題が出てきたらぜひとも正解しておきたいところですが、改めてどれがノーカウント事故かと聞かれると、ちょっと迷います。
この問題、人身傷害(補償)保険の保険金のみ払われた場合は、カウントされるのか否か(等級に影響があるか否か)という点が問われました。カウントされない、が正解です。
人身傷害保険で保険金を受け取っている(保険を使っている)のにノーカウント事故(=等級据え置き、カウントされない)となるのは何故と思っても、恐らくテキストを見てもその理由までは載ってないのではないかと思います(テキストを持ってないのでわかりませんが)。また、過去問解説サイトも、理由までは書いてないです。
なので、こういったものが出てくるとネットで調べることになります。
それでまずもって出てきたのが10年くらい前に回答されたyahoo知恵袋でした。いわく
「自動車ではない保険であればそもそも等級などと言うのはない。等級は自動車保険固有の概念であって、人身傷害保険は自動車保険固有の概念ではないため、ノーカウント事故となる」
とあって、納得しました。
yahoo知恵袋もたまには役に立つことが書いてあります。
勉強においては、究極的にはともかく「どうなっているか」を覚えることとなりますが、「なぜそうなっているのか」まで理解していると、忘れないものです。といっても、届出は〇日以内だとかの各数値は結局、決め事なのでそうなっている、としか言えなくなってくるのでしょうが。