報酬に税務上の届出料金も含む理由
税務上、各届出書を提出する場面がしばしば発生します、これは、典型的には適格請求書発行事業者の登録申請手続といった、税務署に届け出る届出書のことです。(税金そのものを申告する申告書とは別物です)
当事務所は、こういった税務上の届出書の作成・提出料金につき、基本的には別途料金をいただきません。
税務上の届は、それを出すか出さないかで税額に大きな影響を与えるものです。
だからこそ顧問先の皆様の責任で出していただく、というのも一つの考え方かもしれません。
ではありますが、顧問先の皆様が出すといっても、その記載方法の問い合わせを受けたらそれに答えないわけにはいかず、結局自分で作った方が早いという事象が発生します。そうであれば、最初から当方で責任をもって作成・提出した方がお互いのためであると考えます。
そして、当方が作成する以上報酬をいただくべきというのも一理ありますが、そうすると、報酬を支払うぐらいであれば自分でやる、けれど記載方法がわからないから尋ねてくる、といったことが起こりえます。
というわけで、いろいろすると面倒なので、届出料金を別途設定しないこととしています。